GoogleMaps JavaScript APIで公図(14条1項)を google mapに取り込んで衛星画像に重ねてみる。③
以前、登記情報提供サービスからダウンロードした公図をPDFのまま取り込んでgoogle mapに重ね合わせるサンプルを公開したが、文字読み取りに使用した Google Cloud Vision APIの使用料金が無料の範囲を超えてしまったので、代替のライブラリ
を使用して書き直してみた。
少しレスポンスが遅いようであるが十分機能するようだ。
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平面直角座標系から緯度経度への変換には、国土地理院のAPIが公開されているが、レスポンスが遅すぎるようなので
github.comwoを使用しました。このライブラリについては改めて別の機会に具体的な使い方をアップしたいと思います。
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世界測地系(測地成果 2000 、または 測地成 2011)専用です。旧日本測地系では正しい位置に表示されません。また、地震等による地殻変動が生じた地域等で、必要としている精度を確保できない場合があることをご了承ください。また、このサンプルページを使用したことによって発生したあらゆる損害について作者は一切の責任を負わないこととさせて頂きます。
書き直したサンプルはこちら
https://nemotos-office.sakura.ne.jp/tesrctgpdfkmz.html
使い方は変わらなない。
- ブラウザは google chrome を使用してください。
- のをクリック。
- 画面の下にが現れるので、これをクリックしてPDFファイルを取り込みます。
- ファイルが読み込まれるとのような画像が現れるので、下のをクリックすると縮尺と座標の自動読み取りが開始されます。
- 読み取りが終了すると結果が表示される。
- 貼り付ける地図の背景色と線の種類を選択。デフォルトは背景が透明で線色は黄色。
- 地図に記載されている座標系番号を選択して(例の場合であれば8系)実行ボタンをクリック。
- 数秒後に
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ちょっと拡大してみるとこんな感じになります。
- でkmzファイルをダウロードできます。デフォルトのファイル名は、DownLoad.kmz。google Earth proで開くと境界線が薄く表示されますが、イメージオーバーレイを右クリックして、プロパティで透過度を不透明に調整すれば見やすくなります。