地図xmlファイルをブラウザのみで直接googlemap上に展開してみた。
1月下旬にG空間情報センターにおいて、全国の地図データ(法務省形式の地図XMLファイル)が公開されたのはいいのだが、いくつかデータ変換をしないと使いにくかったので、ダウンロードしたxmlデータをそのまま読み込みブラウザだけで閲覧できるサンプルページを作ってみました。
また、Google Earthのkmz形式などで出力できるようにしました。
これを使って山間部の公共座標で記録されている地図XML データをGoogle Earthで開いてみると、データが山の広範囲にわたっているので、実態がより分かりやすいようです。
このサンプルを使用する条件として、G空間情報センターから使用条件を承諾しダウンロードした方自身がそのデータを用いて使用する場合に限らせていただきたいと思います。
出所のわからない地図XMLファイルを使用条件不承諾のまま使うのはダメですので。
以前作成した登記情報提供サービスの地図PDFをgooglemapに張り付けるページに、上記の機能を付加。
地図XMLデータの情報量がものすごいので、全体を一度に展開するとわたしのサーバーがパンクしちゃいます。
市町村単位でダウンロードしたZIPファイルを1回展開(解凍)し,フォルダー内に同梱されたエクセルファイルで地番検索すると目的の地域が含まれたファイルを特定できるので便利です。
ファイルを特定したら、そのZIPファイルを読み込みます。1メガ以上のデータになると結構読み込み時間がかかります。私のPCで約1分ほどかかりました。
座標系が任意座標のファイルを読み込んだ場合、背景の地図が写らないようになっています。背景の切り替えボタンで背景を表示すると山の中になると思います。任意座標系ですから当たり前ですね。
あと、このデータ群に特段の意味はなく、単に地図表示のために便利に使えるデータであることを忘れないでくださいね。
展開した地番をクリックすると、その区画の形状等がポリゴンとして表示されます。
その表示されたポリゴンをクリックすると詳細情報が表示されます。
複数ファイルを同時に読み込み表示できますが、その限界は個々の端末PCの能力に左右されます。
以上です。