motomachix’s blog

数年前からサンプルページを作って公開していたが、説明ページがあまりにも貧弱だったので、こちらのブログにあげなおすことにした。今日から少しづつアップする。 ここに公開しているサンプルページはPC用です。動作確認したブラウザはGoogle Chromeです。プロフィールはこちら https://nemotos-office.sakura.ne.jp/

14条1項地図(pdf)からワールドファイルを作成する。(APIライセンスフリーなサンプル)

 前回は14条1項地図(pdf)からkmlファイルを生成するサンプルを作成ましたが、ワールドファイルがあれば便利というリクエストをいただいたので、pngファイルベースのワールドファイルを生成するサンプルページを作ってみました。

 QGISなどのGISシステムを使っている方はお試しください。ただし、簡易的に作っていますので、参考程度にお使いください。

 作ったページはこちら。

 

ZIPファイルのダウンロード 

使い方は、

1.出力したい画像スタイルおよび14条地図の座標系を選択して、14条地図ファイルの選択ボタンをクリックする。

f:id:motomachix:20200726165018j:plain

2.しばらく待つと下のような画面になります。

  黄色、赤色、青色を選択した場合、ピクセル単位で画像変換しますので時間がかかります。少し待ってみてください。pcのメモリは16ギガ以上を推奨します。

 

f:id:motomachix:20200726165023j:plain

3.読み込まれた座標数値と縮尺に間違いがないか確認します。自動読み取りが失敗した場合NaN表示が出ますので、正しい座標を手入力してください。

4.出力する座標系を選択します。

5.ワールドファイルを作成 ボタンをクリックします。

 

6.変換が終了すると下のようにワールドファイルのテキストデータファイルが作成されダウンロード画面が表示されますので、適宜ダウンローしてください。デフォルトのファイルネームはworldfile.pgwです。

 

f:id:motomachix:20200726181353j:plain

 

7.画像変換が成功した場合、新しいタブで下のように画像が表示されます。

  画像を直接クリックするとワールドファイルの画像がダウンロードできます。デフォルトのファイルネームはworldfile.pngです。

 

f:id:motomachix:20200726165032j:plain

 

下のように2つのファイルがダウンロードされたはずですので、同じフォルダに置いた状態でGISソフトに取り込んでくだい。出力されたワールドファイルの座標系は元の地図座標系と同じです。(EPSG:6669から6687まで)

f:id:motomachix:20200726165036j:plain